[Unity]ジェットパック・ユニティちゃん!を公開した話(制作裏話編)
unityroomでジェットパック・ユニティちゃん!を公開しました。これは制作裏話的な物を脈絡なく書いてる記事です。作品紹介編はこちら。
すごいアセット・ツールたち
開発に役立ったアセットやツールを列挙してみます。
UniRx
イベント駆動的に書く箇所で使いました。
「リング通過時にどうのこうの」「ランキング取得が終わったらこれをする、取得に失敗したらあれをする」みたいな感じのことを簡単に書けます。Unity単独でも書けるけど、多分UniRxの方がより簡単。
UniRx入門 その1 (解説記事)
UniRx (公式リポジトリ)
ニフクラ mobile backend (NCMB)
オンラインランキングのバックエンドを担当するクラウドサービスです。今回の事例では、タイムと名前を保存→タイム上位n人分の記録を読み込み、という処理をしてくれます。
最初はDjangoとかでサーバー立ててREST APIでやりとりしようかと思ったんですが、NCMBはUnity用SDKを用意してくれていたり、ある程度無料で使用できるのでこちらにしました。(GCPは維持費が永遠にかかるし、サーバー開発もしんどいので……)
AudioManager
kankikuchiさんのアセットです。BGM・SEの再生に使用しました。こちらも簡単に書けるので良き。
所感
こだわりだすとキリがない
「この機能つけよう」「UI整えよう」「画質良くしよう」とか言ってたら製作期間がどんどん伸びました。gitのコミットログを見たら最初のコミットが8/22でした。2週間ぐらいで終わらせるつもりだったんだけどなぁ……?
1週間ゲームジャムで作ってる人たちは、すごい(小学生並みの感想)
やっぱりモデリングスキルが必要
今回はユニティちゃんが背負ってるジェットパックを自分でモデリングしました。こういった物は自力で作れた方が表現の幅が広がると思います。
BGM・SEはいい感じの物が無料で使えるんですけどね、モデルはそうは行かない印象。
2Dゲームならお絵かきスキルも必要になると思います。私にそのスキルはないです……
音楽も自作したい したいが……
最初はDTMの練習も兼ねて音楽も自作しようかと思ったけど、一部のSEだけ作って挫折しました。誰か私にアイデアをください(他力本願)。
Unityのパッケージ管理、どうにかならんの
Pythonで言うところのpipみたいなのが欲しい。毎度GitHubからzipファイルをダウンロードして展開してインポートするのは辛い。
まあ一応UnityにもPackage Managerがあるんだけど、全然使われてない気がする。新しすぎるんだろうか。
自分でパッケージを作っても読み込んでくれないので辛いです。
どうして pic.twitter.com/kfKJiUAXhr
— アーク (@ar_c_18) September 27, 2020
これはNCMB管理用のパッケージを作ってみたけどpackage.json
をUnityが読み込んでくれない図です。何がnot valid JSON
でUnexpected
なんでしょうか。
今後
これを作る前にUnityで作っていた(けど挫折した)アプリがあるので、今回の経験を生かして再度それを作ってみようかな、と思っています。
あとは今回のゲームに多少アップデートを加えるかもしれません。SlackとかDiscordみたいなリリースノートを書いてみたいので(???)。